子育て中は何かとお金がかかるものです。削れるものは削りたいと、節約のために格安SIMと呼ばれるUQモバイルにナンバーポータビリティをしました。
通信スピードに不安はありましたがストレスなく使うことができますし、何より知識があまりなくても簡単にUQモバイルであれば使うことができると感じました。
はっきり言っておススメですので、まとめてみたいと思います。
なんせ、今使っている機種をそのまま使うなら、ナンバーポータビリティも3千円しかかかりませんしね!
私が使う「データ高速+音声」プランなら月々約2千円
私がこのプランで毎月2千円ぐらいでスマホを使っています!
通話をあまりしない人ならすごくおススメです。
「データ高速+音声」プランの詳細
プランの詳細は以下の通りです。
国内通話 30秒 20円
データ量 月3ギガ(低速モードは無制限)
基本の月額料金に+通話料で使うことができます。3ギガまで、高速通信が可能です。
複雑な料金システムは無く、いつまでもこの値段で使い続けられます。
節約モードを使えばデータ容量の消費を0にできる
3ギガまでしかない高速通信ですが、高速通信が必要ないときは「節約モード」に変えることでデータ容量を消費しないで通信できます。
UQモバイルのアプリから簡単に切り替えられます。
データ量が足りなくなったら追加データチャージが可能
どうしてもデータ容量が足りなくなり高速通信が必要な場合は、追加データチャージが可能です。追加データチャージの料金は以下の通り。
このプランが向いている人・向いてない人
いわゆる「フツー」に使っている人なら十分
このサイトの記事の作成や更新もスマホから通勤中にやっているので、正直かなり使用している方だと思います。
でも問題なく使えているので、このプランで十分な人はたくさん居ると思います。
外出時時にYouTubeを見たりしなければ3ギガで十分です。
節約モードを使いこなせば、かなりのデータ容量の節約になる
上でも説明した節約モード。これをどう使うかで、相当なギガの節約になります。
家でWi-Fi環境がある時などは節約モードにしておけば、そうはギガを消費しません。
節約モードでも、Spotifyを聞きながらLINE(画像のやり取りは無し)の使用は問題なくできます。Googleでの検索も、まぁまぁ問題ないです。
ただ、楽天市場などの画像モリモリのサイトは無理です。インスタやTwitterでの画像の送受信も厳しいです。
通話が多い人は向かない
通話を使うのは何かの予約をしたり、電車が遅延した時に保育園や職場に遅刻の連絡をする程度、という人はこちらのプランで十分です。
ただ、毎月かなりの通話する人は通話代が増えすぎるので通常の「おしゃべりプラン」や「ぴったりプラン」にした方が良いです。
家にWi-Fi環境がないときつい
家でのWi-Fi環境は必須です。さすがキツいです。3ギガじゃ足りません。
アプリのアップデートとかもありますし。
とは言え格安SIMユーザーではなくても、1人暮らしでなければWi-Fi環境は作ることをおすすめします。その方が結果安上りです。
WiMAXでも十分です。持ち歩きもできて便利ですよ。
我が家も固定回線は引かずにWiMAXを使用して、平日はパパが持ち歩いています。
他のプランは?
「データ無制限+音声通話プラン」
月々2,680円(税抜)で月間データ容量は無制限です。国内通話は30秒 20円で「データ高速+音声プラン」と同じです。
一見すばらしい神プランに見えますが、ところがどっこい、このデータ無制限は高速通信ができる訳ではありません。通信速度は送受信最大500kbpsです。
具体的に言うとGoogleでの検索は問題なくできますし、画像少なめの普通のサイトであれば問題ないですが、楽天市場などの画像がてんこ盛りサイトやアプリは厳しい速度です。YouTubeも微妙です。
この速度で大丈夫なら「データ高速+音声プラン」を上手く使った方が安上り
「データ高速+音声プラン」の低速モードが200kbpsは出るので、こちらを上手く使った方が月々1,000円程安くなります。
外で低速で困ったときは高速に変えられますし、ライン程度なら低速で出来るので。
「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」
「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」には2年縛りがあったり、キャリアのような複雑な料金プランになっていますので、念の為にこちらにするのはおススメできません。
公式HPは最初の1年の安い価格を前面に出して、1年後に値上がりした金額は小さな文字をちゃんと読まないとわかりません。ちょっと、こういうやり方は好きじゃないかな。
複雑すぎてきちんと説明しきれませんが、ざっくりと説明すると以下のような感じです。
「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」共に、使えるギガは同じ
以下の表通りです。1年後からは値段が上がり、2年後からは使えるギガも減ります。正直言ってあまりお得感は無いんじゃないかな?と思います。
プランS | プランM | プランL | |
---|---|---|---|
最初の1年の値段 | 1980円 | 2980円 | 4980円 |
2年目以降の値段 | 2980円 | 3980円 | 5980円 |
最初の2年のデータ量 | 3ギガ | 9ギガ | 21ギガ |
3年目以降のデータ量 | 2ギガ | 6ギガ | 14ギガ |
「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」違いは通話
こちらも下の表を見てもらえればと思います。
見て頂ければわかると思いますが、増量オプションを申し込まなきゃだったり、でも2年を越えたら有料に変わってしまったり、本当にわかりづらい、、、。
短い通話が多い人なら「おしゃべりプラン」はおススメ
これだけ「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」を否定しましたが、「おしゃべりプラン」は5分以内の通話なら無制限でできるので、短い通話をしょっちゅうする人であればかなりお得なプランです。
家にWi-Fi環境と固定電話が無い人には、こちらのギガが多めなプランがおススメです。
通信速度、体感はau時代とあまり変わらない
他社の格安SIMより驚くほど速い
au時代に購入したiPhone6sで、UQモバイルの前はR社の格安SIMを使っていました。
街中では、普段の時間なら速くはないものの許容範囲でしたが、オフィス街のお昼時や通勤の地下鉄の中では非常に繋がりづらく、かなりのストレスでした。
ですが、UQモバイルに替えてからはお昼時も地下鉄もau時代と同じように使えています。
速いのはUQモバイルがKDDIの子会社だから
格安SIMは必ずdocomo、au、SoftBankのどこかの電波を間借りしています。
UQモバイルはKDDIの子会社なので、auの電波を他社の格安SIMより優先的に使えていると思われます。
というか、同じ条件で使えているんじゃないかと思えるほどです。それ程au時代と遜色なく使えています。
地下鉄に強いのはauの電波だから?
都心部の地下鉄は、格安SIMじゃなくても電波が悪いことが多いです。
他のエリアのことはわかりませんが、都内では大手町駅周辺の電波がとっても悪いです。
この辺りだと、docomoやSoftBankのスマホでも速度が遅くなるそうですが、auはそこまで速度が変わらないです。
auの電波を間借りしているおかげで、速度があまり遅くならずに使えているのかもしれません。
docomo系の格安SIMは大手町周辺ではもはや使えませんでした。
ナンバーポータビリティは簡単
店頭なら店員さんまかせで大丈夫
あまりスマホとか電波とか詳しくないという方、UQモバイルは店頭で簡単にナンバーポータビリティができます。
それも、大手電気屋さんならかなりの確率でありますし、UQスポットも各地にありますので、無理せず行ける範囲にあると思います。
それまで使っていた携帯会社で「MNP予約番号」をもらっておけば大丈夫です。
・MNP予約番号
・身分証明証
・クレジットカードかキャッシュカード
・PCメールアドレス
少し詳しければ、自分で手続きをした方が早いです
自分でPC上からやった方が待ち時間がないですし、出かける必要も無いです。しかも、割引になったりします。説明もちゃんと書いてあるので、そこまで難易度は高くないです。
iPhoneユーザーや現在auの人なら、今使っているスマホを使える
今使っているスマホをそのまま使えば、初期費用は3,000円しかかかりません。(SIMパッケージ代)
たったそれだけでナンバーポータビリティができて、月々、何千円も安くなるならすごく得ですよね。
iPhoneなら、今使っている端末のままUQモバイルに変えられる
iPhoneは高価な端末なだけあって、どこの会社の電波を掴むことができます。なので、どこの格安SIMでもそのまま使うことができます。
UQモバイルにナンバーポータビリティしても、今使っているiPhoneをそのまま使うことができます。
docomo・au・SoftBankのどこで購入したiPhoneでも関係ないです。
店頭でiPhoneを店員さんに渡せば作業してくれます。
自分で手続きをする場合も、自分でSIMを入れ替えるだけです。
現在auの人も、今使っているスマホを使える
UQモバイルはauの電波を使っている格安SIMなので、現在auのスマホを使っている方ならそのまま使い続けることができます。
この場合もスマホを店員さんに渡せば作業してくれます。
自分で手続きをする場合も、自分でSIMを入れ替えられます。
キャリアメールが無くなることだけ注意
キャリアメールとは?
いわゆる、キャリア(docomo・au・SoftBank)からもらうメールアドレスです。
〜@ezweb.ne.jp
~@softbank.ne.jp
以上のメールがキャリアメールです。
docomo・au・SoftBankユーザーでなくなると、このメールアドレスはもう使うことができなくなります。
キャリアメールが使えなくなると聞き、一瞬「えっ!?」と思うかもしれませんが、あまり心配しなくて大丈夫です。
LINEをメインで使っていれば、あまり問題ない
やり取りがLINEメインの方は多いと思います。そういう方にはキャリアメールが無くなっても問題があまりありません。
メールアドレスしかわからない知り合いにも、LINEのID検索を使って登録してもらうきっかけにもなります。
そして「もう良いかな?」と思う友人関係をリセットするにも良いきっかけです。
フリーメールを使えば大丈夫(簡単!)
もう使っている方は多いかと思いますが一応説明しておきますね。知っている人は読み飛ばして下さい。
フリーメールって何?
フリーメールとは無料で使うことのできるメールアドレスです。
無料ですが、超有名企業が運営しているものが多く心配の必要は殆どありません。
インターネット上からも見ることができるので、スマホやパソコンの両方から見ることができます。
今後ナンバーポータビリティをしても同じアドレスを使えて便利です
フリーメールを1度取得すれば、今後はどこの会社にナンバーポータビリティをしても同じメールアドレスを使い続けることができます。なので、今後は面倒な「メールアドレス変更メール」を送る必要はもう無いです。
最近はアプリを使うときもキャリアメール不可の場合が増えています。私が最近であった例としてはインターネットバンキングのアプリや、クレジットカードのアプリです。
ですので、ナンバーポータビリティをしなくても1つは取得したいです。
有名フリーメール3選
フリーメールを提供している企業はけっこうあります。超有名なフリーメールを3つご紹介します。
私は3社とも使用していますので、使い勝手も一緒にご紹介しますね。
Gmail(~@gmail.com)
GOOGLEの提供するフリーメールで、1番メジャーなフリーメールかもしれません。
アンドロイドの端末を使っている方は既にGmailは取得済みです。
ですので、そのメールアドレスを今までのキャリアメール同様に使えば大丈夫です。
Gmailアプリをダウンロードすればプッシュ通知で使えますが、かなり癖があるので慣れていないと使いづらいです。
うちのパパはあまりインターネットに詳しくないので、UQモバイルに変える時にGmailは避けました。
Yahooメール(~@yahoo.co.jp)
Yahoo!JAPANが提供するフリーメールで、iPhoneのメールアプリでも問題なく使えます。
Yahooメール専用アプリがとても使いやすく、無料の着せ替えができるなど日本人の求めるものを詰め込んだメーラーといった感じです。
登録の仕方もわかりやすくて使い勝手もよく、初心者が1番使いやすいフリーメールだと思います。
私は15年ぐらい使い続けています。
設定を変えれば来なくなりますが、この受信を拒否する設定の画面を探すのがけっこう大変です。(ググれば止め方は見られます)
止めさえすれば問題ありませんが、良くも悪くも日本らしいフリーメールです。
Outlook.com(@outlook.comなど)
マイクロソフトの提供するフリーメールです。昔はHotmailとして運用されていましたが、現在はOutlook.comとなりました。
私はメールアドレスが「~@hotmail.com」だった20年近く前から、ずっとメインで使用しています。
最大の長所は容量が無制限に使える(他のフリーメールは制限がある)ので、メインで長年使っても、画像をたくさんやり取りしても心配ありません。
インターネットに詳しくないうちのパパがUQモバイルにナンバーポータビリティする際は、こちらのOutlookでメールアドレスを作りました。
最初にアカウントを作ってメールアドレスを登録する所も、慣れていない人は分かりづらいかもしれません。
登録さえ済んでしまえば、使いやすいです。
ナンバーポータビリティの流れ
今までの説明ともかなり重複しますが、ナンバーポータビリティまでの流れを順を追って説明しますね。
1.フリーメールアドレスを作る
今まで使っていたフリーメールアドレスをそのまま使い続ける方は必要ありません。
でも、新規でもう1つ作って今までのキャリアメール代わりにした方が使いやすいかもしれません。
2.今まで使っていたキャリアメールのアドレスからメアド変更メールを送信
なぜ、キャリアメールからなのかと言うと、相手がキャリアメールを使っている場合はフリーメールのアドレスからだと受信が出来ない事が多いからです。

メアド変更メールを送る際に、LINEのIDを載せておけば相手にID検索してもらうことができます。
LINEのID検索は、ナンバーポータビリティの期間中だけはONにしておきましょう。
3.SIMロックを解除する
現在使っている携帯電話会社のサイトから解除することができます。
SIMロックを解除してもナンバーポータビリティをしなくても問題ないので、思い出したときに早めにやっておくと良いかもしれません。
4.「MNP予約番号」をもらう
現在使っている携帯電話会社からもらいます。
docomoの人はサイトからインターネット上で取得することができます。
au・SoftBankの人は電話で取得する必要があります。
5.UQモバイルの店頭に行く(もしくはサイトから申込む)
とうとうナンバーポータビリティの当日です。忘れ物をしにように気を付けて下さいね。
当日必要なのは繰り返しになりますが以下の通りです。
・PCメールアドレス(フリーメール可)
・身分証明証
・クレジットカードかキャッシュカード
店頭に行った場合は以上で終了です。
6.サイトから申し込んだ人はSIMが届いたら入れ替える
UQモバイルのサイトに書いてある説明通りの手順でSIMを入れ替えます。
わかりづらかったらググれば、わかりやすい解説がたくさん出てきます。
Wi-Fi環境が必ず必要なので、その点は気をつけて下さい。
いかがでしょうか?
UQモバイルならauと殆ど変わらない速度でインターネットが出来ますし、通話も全く問題ありません。
確かにナンバーポータビリティはちょっとした手間があります。正直、メアド変更メールを送るのは面倒だなと感じると思います。
でもそれだけの手間で毎月何千円と安くなれば、年間では何万円単位での節約になります。
パパと2人合わせて月に4千円ぐらいの節約になれば、年間では5万円近くの節約になります。近場の旅行に行けちゃいますね!
面倒だとは感じますが、スマホを使えている方なら問題なく手続きができると思います。
私は「データ高速+音声」のプランが自分にピッタリだったのでUQモバイルを選択しました。
ですが「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」の方が自分に合っていると感じた方なら、Y!mobileでも同じ条件で使えるのでそちらを検討しても良いかもしれません。
とにかく節約できるところは節約して、子どもとの楽しい思い出を作る費用にしたいですよね。
この記事がスマホの料金を見直すきっかけになれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。