2019年8月30日にやっとGoogle Adsenceを合格することができました。
やる気満々で4月1日にサイトを開設してから、ほぼ5カ月。正直、何度も「もう無理だ、楽天モーションウィジェットで妥協するか」と思いました。
と言うか、一時期は諦めて楽天モーションウィジェットを使っていました。

やっとAdsenseに合格したことが嬉しすぎて、受かって数日は自分のサイトにAdSense広告が貼られているのを何度も見に行ってしまいました。
私がやった悪手の数々と、合格するのに必要なことをまとめたいと思います。
私のスペック「学」が無くても受かるよ!
私のスペックを聞いたら皆さん「自分も頑張れば受かる!」と励まされると思うので、ちょっと紹介しようと思います。
- 学生の頃は授業中は楽しく友だちと遊ぶ時間だと思っていた
- 当然、学力は普通以下
- 大学はFラン推薦(学力無さすぎで筆記じゃどこにも入れない)
- 文法は絶望的に苦手 文法が苦手すぎて英語は中1の1学期で挫折
- 筆記テストがあるもので辛うじてパスしたのは「普通免許(車)」以外に記憶なし
ほらほら、こんなヤツが受かったなら自分だって「やればできる」って思ってきましたよね?
しかも私、サイトの他の記事を読めばわかるようにワーママ(ワーキングマザー)です。
時短勤務はしているものの正社員・フルタイムで働いていて、家に帰れば2歳児がいるため大忙しです。
このサイトも通勤中の空き時間や、寝る前に時間を作って(しょっちゅう寝落ちしてますが)やっています。
こんなポンコツが限られた時間の中で合格できているので、大丈夫、どんな人でも諦めないで頑張れば受かります。
楽天ブログで10カ月間、記事を書いていました
色々あって1歩踏み出してみたくて始めたのがきっかけです。
他のブログで練習してからWordPressでサイトを作るには賛否両論ありますが、とにかく10カ月間で多くの記事を書きました。

楽天ブログで私なりにPV数の上げかた、売り上げの上げかたを研究しました。
ある程度ブログのランキングも上位になって、『このテーマの人気記事』にも入ったにも関わらず、その月の売り上げは3千円、、、。
で、無料ブログに見切りをつけ(現在も続けてはいますが)自分でサイトを立ち上げようと思いました。
かなり役に立たないスキルも身に着けましたが、文章を書く練習にはなったかなと思っています。
私がやった悪手と受かるまでの経緯を紹介
ドメインの取得、サーバーの契約、WordPressでのサイト作成などの経緯は省いて、記事の作成に焦点を絞って経緯を説明します。
4月、サイト完成 前ブログで書いた記事をそのまま持ってくる
この時の私はAdsenceの存在を知り、合格するために闇雲に記事を作成していました。
古いAdsence合格のための記事を読み「記事数が必要なんだねー、じゃあ前のブログで気合を入れた記事をそのまま持って来ようっと♪」と何も考えずに前のブログからコピペしました。
マジ、ホント、1番ダメなやつ!!

何の根拠もなく「まぁこんなもんで受かるんじゃね?」と思っていました。(受かる訳ない)
後で、本当のAdsenceの厳しさを知り、このときの行動を激しく後悔することになりました。
月末、2回ぐらい落ちたところでやっとググってコピペはダメだと知ると言う。
5月、コピペ記事がダメだと知り量産型の新記事を作る
出ました、また悪手。
「コピペがダメなら新記事を作れば良いんでしょー」と、前ブログからコピペした記事は下書きに戻し新記事を作りました。量産型の。
ただでさえ、Adsenceに受かるハードルが高いという育児サイトで勝負している私。当然、Adsenceに受かる訳も無く。
もう1度ググり、やっと量産型の記事がダメだと気づきました。
6月、諦めて楽天モーションウィジェットを配置
そして更なる悪手。傷を深くする行動に。
ヤケになった「ええぃ諦めて、私様が書きたい記事をどんどん書いてくれるわ」と記事を量産。楽天モーションウィジェットをサイト内にゴリゴリ入れていきました。

「どうせポンコツの私が、Google様の広告を出させて貰える訳がなかったんだ」といじけまくり。
「育児ブログなんていくらでもあるしねー」なんて。
前ブログからのコピペ記事も復活させました。
更なる深みに嵌っていく私。
7月、再挑戦『価値の低い広告枠』に苦しめられる
最新のAdsence合格記事に出会い、もう1度挑戦してみようと思いました。「今までの努力の方向性が違かったのかな?」と。
この時期にもう1度Adsenceについて調べたのは、たぶん私の心の中でひっかかっていたんだと思います。
正直言って、ここからが本当の闘いでした。ここでやったことはこちら。
- PV数が高い数記事以外、もう1度、今までの記事を下書きに戻す
- Google Search Console(サーチコンソール)を使い、Googleにインデックスされた古い記事の削除
- 残した記事も再編集をかけ、無駄な文章を削り更に読みやすい配置を心掛ける
それでも『価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)』に苦しめられる
以上のことをやっても、まだまだ『価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)』を抜け出すことはできませんでした。

他のサイトと同じジャンルでも、私なりの視点を多く入れることを心掛けたんですけどね。
なんか、また挫折しそう。
8月、私にしか書けない記事で再再挑戦
7月の再挑戦で、記事数は4~5に絞り、私なりの視点で読みやすい画面になるように心がけました。これでもダメならもう無理かもと思いました。
本当にもう後がないつもりで、私は出さないつもりだった過去の経歴を使うことで他のママと差別化を図ることにしました。

その経歴は元AD。そして辞めた後も数年は民放勤務。(テレビ局の局員様ではない)
正直、絶対に出さないつもりだったんすです。
ママとして人生の再スタートのつもりで、その一環のサイト立ち上げでした。過去の経歴とはさよならしてのリスタートのつもりだったのに。
そして、その身分を明かした上でその関連の記事や、他にも自分にしか書けないと自信がある記事で挑戦。見事、合格しました。落ちた回数は都合16回でした。
Adsence様は私にとって人生で得たもの全てをぶつけないと合格できないような高い高いハードルでした。
少数精鋭、合格したときは4記事
下の4つの記事が合格したときに掲載していた記事です。




やはり少ない記事で合格できる、は事実ですね。
少数精鋭の記事で挑むのが正解であることがわかります。
何度も落ちてわかった合格に必要な条件
サイトとして最低限の体裁を持とう
- SSL化しhttpsにする(Googleが推奨)
- 「ヘッダー」「タイトル」「フッター」はわかりやすく
- 「プロフィール」「問い合わせ」「プライバシーポリシー」の設置
- レイアウトはサイトの内容に合った雰囲気を重視
- 読みやすい文章
以上を意識してサイトを作成して下さい。
作成のしかたはそれぞれの特化した記事があるので、それをググって参照してください。
私は、最新のAdsence合格記事があるサイトさんのレイアウトや文章の書き方を参考にしました。
ちなみに、私はサイトマップは作成しませんでした。
だって4記事しか無いのにと思ったので。
コピペ。ダメ。ゼッタイ。
今後Adsenceをサイトに設置したいと考えているなら絶対にコピペはやってはいけません。
合格できないです。Google先生は類似サイトが量産されることを嫌います。
Google Search Consoleでコピペ記事を消すことはできますが、手間がとってもかかります。(私は経験者)

私と同じ轍を踏まないように気を付けてくださいね
禁止の内容・ワードを知ろう
こちらのAdsenceの禁止コンテンツは必ず目を通してください。
けっこう意外なワードが禁止だったりします。
私の人生には無くてはならない黄色のシュワシュワした大人の麦茶。実は禁止なんです。
そんなこと知らずに6月ぐらいまでプロフィールのところに記載していました。
ホント何も考えずにAdsenceに挑もうとしていました。

実は当サイトの名前の由来も黄色いシュワシュワした旨いヤツです。
かなりアバウトに言うと、誤解を与えるようなモノはダメよ。子どもが読んでも大丈夫な内容じゃなきゃダメよ。と言ったところです。
ちなみにテレビの基準とも大幅に異なるので、全く参考にしないでください。
404ページがGoogleにインデックスされていないこと
定期的に確認していたつもりですが、なぜか下書きに戻したページがインデックスされているんですよね。
私のように、大量に下書きに戻した人は審査前には必ずチェックして下さい。
Googleにインデックスされているかの確認は、Googleのトップページの検索窓に以下のように入力すると確認できます。
例)当サイトなら「site:bia-mama.com」 と入力
ここでヒットしたページはインデックスされています。
404エラーが出ていたページはGoogle Search Console(サーチコンソール)を使って削除することができます。
(サーチコンソールの登録や使い方は、詳しく紹介しているサイトさんがあるのでググってそちらを参照してください)
やっかいなことに、カテゴリーのページがインデックスされるんですよね。
下書きに戻した記事しか無いカテゴリーは、そのカテゴリーを削除するか、スラッグを少しいじって強引にURLを変えて削除しました。
大事なのは「自分にしか書けない記事」
合格までの経緯で説明した通り「私にしか書けない内容の記事を書こう」と決意し、その方針で作成した4記事で合格しました。
前述もしましたし色んなサイトに書いてありますが、Google先生は類似サイトが量産されることを嫌います。
パンチがある独自の内容を書くことを心掛けることが大事だと思います。

Adsense合格記事によく書いてある「オリジナリティが大事」という文言に、ずっと「オリジナリティって何!?自分で考えて書いてるんですけど」と思っていましたが、「他人には書けない記事」という意味だったようです。
とにかく「自分にしか書けない」が大事
定期的に記事をあげなくても大丈夫
下記の『合格したときの当サイト(4記事)』の更新日時を見て頂けばわかると思いますが、1記事目の4月15日から2記事目の7月11日まで約3カ月も開いています。
2記事目と3記事目も1カ月以上開いています。
タイトル | 更新日時 | 文字数 |
---|---|---|
元ADママの「NHKスタジオパーク」レビュー 親子楽しく高価な機材で遊べる施設 | 4月15日 | 4,952字 |
保育園の慣らし保育、転園後の方が大変だった | 7月11日 | 3,513字 |
子育て中、苛立ちが顔に出そうになったので変顔でごまかしたら良い感じだった | 8月22日 | 2,104字 |
元ADママが思う「おかあさんといっしょ」出演者の凄さ・大変さ 感謝しかない | 8月29日 | 3,977字 |
と言うことで、現段階ではサイトの更新の間隔はチェックされておらず定期的な更新の必要は無いと言えます。
記事は少数精鋭。無理して量産してその記事が原因で落ちるぐらいなら、急いで審査中に新記事を更新する必要はありません。
「あきらめない」も大事な条件
私のAdsence合格までのテーマ曲はサンボマスターの「できっこないを やらなくちゃ」でした(笑)
いや、優秀でサクッと合格できてしまう人ならそんな大層な話しじゃないんでしょうけど。
最初の方で私のスペック紹介をしましたが、私のポンコツ具合は私が1番知っているので途中から大変な戦いになることはわかっていました。
でも、やめたら可能性は0ですが、やり続ければ可能性は0ではありません。
結果的にAdsenceに合格することができ、次のステージに来れた気がします。
まぁ、これからが本当のスタートなんですけどね。

あきらめたらそこで試合終了ですよ。
何度もAdsenceに落ちた経験は生きる(はず)
読みやすい記事の追求の作業でスキルが上がった
何度も何度も落ちる中で「どうしたら頭にスッと入る記事になるんだろう」と試行錯誤を繰り返しました。色んなサイトさんも見ました。
何度もAdsenceに落ちて試行錯誤を繰り返す中で、やっぱりサイト開設当時とは記事の作りが変わりました。
大きな進歩だと思っています。
他のサイトにはない情報は何かと考える癖がついた
日常生活の中で何かある毎に「そういやこういった記事は見たことないな」と考えるようになりました。
書きたいものばかりでなく「今までネットで見たことのない内容の中から、自分の経験や調べられる範囲でどう有用な記事に書くか」という発想ができるようになりました。
今後、よくある記事を量産しない為の大事な勉強になったと思います。
お世話になったAdSense合格記事
先人の知恵は大いに役立ちました。但し、最新のものに限ります。AdSenseは定期的に合格の条件が変わるそうなので。
AdSense合格に至るまでに特にお世話になった記事がこちらです。
ひよこは旅をする さん

7月に再挑戦しようと思ったのはこの吉田航基さんの記事に出会ったからです。
この記事に出会っていなかったら、きっと私は今でも楽天モーションウィジェットだけを貼っていたと思います。
読みやすく、必要なことが網羅されていて大事な土台を作ることができました。
NBA・OKCと「Why not?」 さん

まさかの1記事で合格した話しも書いてあり、少数精鋭で行くことを改めて決意しました。
そして、好きなことを書くことの大事さを改めて再確認させて頂きました。
ADだった頃の企画出しで「自分が楽しいと思うものじゃなきゃ、他人が見ても面白いとは思わないぞ」と教わったのに。
「私にしか書けない記事を」という答えを出すきっかけになったサイトさんです。
最後に、Adsenceに受かった後に思ったこと
最初は根拠の無い謎の自信から、まさかこんなに長期戦になるとは考えてもみませんでした。もっと甘く見ていました。
昔はもっと簡単に受かったらしいですね。できればその頃に挑戦したかった。
でも、諦めなくて良かったと本当に思います。
前述の通り私にはテレビ局で働いた経験があり放送禁止の内容やワードもある程度は把握していて、そこは気を付けて記事を作成していました。表現の仕方にも気を使っていました。
しかし、まさかAdsenceの禁止コンテンツがここまで多いとは。驚きでした。
メディアによる誤差と言うよりは、Adsenceはグローバル目線での禁止事項なんだなと感じました。
私たちが作っているサイトは、世界中のどこからでも見られるコンテンツ。
今後もそれをちゃんと意識してサイトを作っていこうと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。